ミャンマーの料理
ミャンマー料理は、基本的には味が濃く、塩辛くてスパイシーな料理が中心です。また、油が大量に使われているのも特徴のひとつです。いわゆる五味が中心で、その五味の味付けが非常に強い印象です。更に、その五味+油になります。ミャンマー人はとにかく油物が好きで、ナチュラル味を好む日本人、日本食とは対極的な料理になります。たまにミャンマー料理を食べるのでしたらいいかもしれませんが、毎日となると胃がもたれてしまいます。基本的には、塩辛く、味が濃くて油が多く使われているおかずに白米を混ぜてたくさん食べるのがミャンマー流になります。ただ、油には血糖値を抑える効果もありますので、白米をそのまま食べるよりは混ぜて食べることにより血糖値を抑える効果もあります。
好みにもよりますが、ハッキリ言ってしまうとミャンマーでミャンマー料理を楽しむというのはあまりないと思われます。世界でミャンマー料理が主流ではない、有名ではないのにはそれなりの理由があるということです。
しかし、それがミャンマーの文化、食生活ですから、こちら側が受け入れなければなりませんし、それを味わうのも旅行の一つではないでしょうか?もちろん、ミャンマー人のほとんどは日本料理を美味しいとは思いませんし、欧米の料理も同じく美味しく思わない傾向があります。
逆に、帰国後に日本の料理、ご飯がとにかくおいしく感じられますが、これは海外旅行をすれば誰もが思うことでしょう。
マナー・チップについて
マナーについて
ミャンマーは啓蒙な仏教徒がほとんどですので、仏教、ブッダを冒涜することは、当然マナー違反になります。遊びで仏塔をつまむような写真を撮ったりするのも禁止されていますので、冗談でもそのようなことは行わないでください。
それと、ミャンマー人は、怒るということがタブーですが、自分の主義主張を曲げる必要はありません。正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると主張することも必要です。
チップについて
ミャンマーにはチップという文化はありません。ですが、よくバスターミナルなどで、『どこに行く?』など尋ねられる場合がありますが、その人たちはバス会社を紹介してマージンを得る人たちです。また、チケットを買ってきてあげるなど言われる場合もあり、高額の金額を請求されることもあります。ただ、高額といっても、ミャンマーは新興国で1ヶ月の給料が1~2万円の国ですので、気づかない場合も多々あります。長距離バスの価格は、日本円で1,000円~2,000円くらいですので200円、300円高く請求されても気にならないということです。
それと、タクシーなどは交渉制ですので、高めに言ってくる場合がほとんどですので、できる限り値切ってください。相場がわからない人も多いですが、距離、時間的なもので判断するのがよろしいかと思います。
バイクタクシーですと、近場なら1,000kyat、遠ければ、2,000~3,000kyatになります。1日雇う場合には、15,000kyat~20,000kyat前後になり、ガソリン代が入るか入らないかにもよりますし、距離にもよります。
車のタクシーですと、その3倍くらいになります。例として、ヤンゴンのダウンタウンからヤンゴン国際空港や長距離バスターミナルまでは、8,000kyat~10,000kyatになります。距離にして、約16キロになります。渋滞がなければ50分、渋滞がひどければ2時間かかります。
なお、ローカルバスで行けば、空港シャトルバスで500kyat、長距離バスターミナルへは、スーレーパゴダからバスライン36で200kyatになります。
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